吾郎受け R18

LoveSick


「いい。何でもいいから」

そう言って、自ら腰を突き出してくる。

寿也は自らの着ているものを脱ぎ捨てると、すでにはちきれんばかりに勢いを増したそれを秘部に押し当て、一気に貫いた。

「は……ぁっ、あっ……んっ」

的確に彼の前立腺を突き上げると、身体を大きくしならせる。

「ああッ……ソコ! そこが気持ちいい! もっと、もっと突いて!!」

ベッドの軋む音と隣から聞こえてくる喘ぎ声にさらに興奮を覚え、激しく突き上げられて、そのたびに吾郎は身体を震わせる。

「ああっ俺、イッちゃ……イ、イク!!」

「もうイッちゃうの? だめだよ、早過ぎ。もっと我慢してくれなくちゃ」

そう言って、寿也は吾郎の根元をぎゅっと掴み、部屋に戻ってとってきた紐で固く根元を縛りつけた。

「っへっ……ああんっ!! や……う……ヤダっ!」

「これは、お仕置きもかねてるんだから、我慢しなよ」

「ひぁっや……我慢できねぇっ……も、イキたいっ……あんっ……あっあっ」

暴発しそうなほど射精したい欲求は募るのに、縛られていてできない。

それが辛くて、吾郎は枕に突っ伏してぶんぶんと頭を振った。

「も、苦しっ……早く……コレとって……ああん、イカせてくれよぉ!」

「駄目。こっちのほうが締りがいいんだ」

「ああんっ……だったら、もっとゆっくり……はぁ……ン」

「無理!僕も四日ぶりだし、手加減しないよ」

「はぁっ……もう、しねぇから……許して、あっあっあっあーっ!!」

吾郎はひたすらイカせて! 許してぇ……といい続け、寿也はそのたびに激しく突き上げる。

もう何も考えられなくなり、強すぎる快感にビクビクビクっと身体を仰け反らせた。


/ススム



人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -