吾郎受け R18
LoveSick
「はぁあ!? なんだって?」
「なんだよ、もうバテたのか?体力ねぇな、薬師寺。なんなら今度は俺がシてやろうか」
ニヤリと笑いながら俺の耳元に息を吹き掛ける。
「……っ! 気持ち悪い事するなっ! 大きな世話だし、二回もお前とする気はねぇ!」
「つれねぇな。いいじゃねぇか、気持ちいいんだし」
「あのなぁ……あんま調子に乗ってると佐藤にチクるぞ!」
「いいのか? そんな事して……お前だって眉村にバレたらマズイんじゃねぇの?」
いつの間にか茂野の手には俺の携帯。
そのディスプレイには眉村の二文字。
それをちらつかせながらニヤリと笑う。
「性格悪いぞ茂野!」
「イテテっ痛いっての!」
「……何を騒いでるんだ?」
「!?」
ムカついて茂野にヘッドロックをかましていると、聞き慣れた声がした。
前/ススム