「ふふ、まさかローター突っ込んだままミーティングに参加してるなんて誰も思わないだろうね」
「お前が無理やり……突っ込んだくせにっ」
「僕に逆らうからそうなるのさ。まぁ、みんなの前で声を出さなかっただけでも褒めてあげるよ」
舐めるように見つめられ股間にスッと手が伸びる。
「んっ」
ほんの少し触れただけでもビクリと身体が震えてしまう。
「随分敏感だね今にもイけそうじゃないか」
ズボンの上からでもはっきりとその形がわかるほど勃起した自身を撫でられそのもどかしい刺激に腰がうねる。
「と、寿……っ頼むからもう……」
機械的刺激は持続的な快感を脳に与え、溢れ出した先走りの液がズボンにくっきりとしたシミを作ってゆく。
「何、もう降参? 今度からちゃんと僕のリードどうりに投げるって約束するならやめてやっていいよ」
「くっ」
イキたくて仕方が無いのに、根元を縛られていてイかせてもらえない。
きつく結ばれた紐が自身に食い込み苦しくてどうにかなってしまいそうだ。
「っは……ぁ、わかったよ。わかったから、早くイかせてくれよ」
生理的な涙を浮かべ、縋るように見つめる。
「仕方ないな。そこまで言うなら……」
寿也は小さく息を吐くと吾郎を机の上に突っ伏させ力任せにズボンと下着を脱がせた。
そしてわざとゆっくりと双丘を撫でるように指を滑らせ焦らしにかかる。
秘部に指がかかり、コレで楽になれる。
そう思った矢先――。
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