吾郎受け R18
LoveSick
一定の距離を置いて、先輩達が歩いてゆくのをついていく。
二人っきりで、一体どこに行くんだ?
ってゆうか・・・藤井先輩、吾郎先輩に近づきすぎっ!!
先輩達は、誰も通らない道をわざわざ選んで、どんどん奥へと進む。
ちょっと待てよ・・・・・・この先にはホテル街しかないんだけど・・・・・・・!?
先輩は、藤井先輩に引きずられるようにしてその中のひとつの建物に入っていった。
う・・そ・・!?
先輩・・?なんで・・・・???
足がすくんで動けなくって、僕はその場に立ち尽くしていた。
それから、全然出てくる気配のない先輩。
このまま僕はここにいて、先輩になんて声をかけるんだろう?
真実を聞きたいけど・・・こんなところですることといえばひとつしかない。
先輩は、僕より藤井先輩を選んだ??
あんなヘタレ男の一体どこがいいんだ!?
頭だって、変な髪型してるし、野球でもエラーばっか。そして何よりあごひげ生やしてるんだぞ!?
ひょっとしてナニがでかいのか!?
い・・・いや、先輩がそんなことを基準にアイツを選んだなんて考えたくないっ!
今あっても、きっと僕は先輩にひどいことを言って傷つけそうなきがするから、会わずに帰ることにした。
前/ススム