「だって、脱がなくても入るだろ?」
「はっ!? 何言ってんだよ」
ギョッとして顔を上げると既にはちきれんばかりに膨れ上がったモノを吾郎の秘部へと押し当てられ、思わずごくりと喉が鳴った。
今まで中を陵辱していた指が引き抜かれるのとほぼ同時に、紐パンを履かされたまま寿也の熱いモノが押し入ってくる。
そのまま一気に貫かれると、腰を掴んで激しく突き上げ始めた。
「ひゃっ……アッアッアッ! やぁっ……寿ぃ……下着とれってっ!!」
切なげな声を上げて懇願しても聞えていないのかただ無視しているのだけなのか構わず激しく打ち付けてくる。
苦しくて仕方が無いのに一向に食い込んだ下着の違和感が取れずに、吾郎は困惑していた。
「ああっふ……寿也ぁ……は……ぁあんっ」
「すっごくそそられるよ……その格好」
上からマジマジと見つめられれば言いようの無い羞恥心が吾郎を襲う。
慌てて前を隠そうとするのだが、それすらも寿也は許さずに激しく揺さぶってくる。
下着は先走りで本来の機能をまったく果たさなくなっていた。
「ひゃああ……あふ……ふ……んあっ! あっ!」
ギシッギシッっと部屋中に響き渡るその音が寿也をさらなる興奮状態へと導いてゆく。
「やっぱり、反対向きなよ」
「っふ……えっ!?」
既に何も考えられずされるがままになっていた吾郎は驚いて顔を上げた。
それとほぼ同時に繋がったまま足を持ち上げられ身体を反転させられて寿也にお尻を突き出すような格好になった。
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