「ははっ、あっけねー。でも、まだ満足してねぇよな? ココ欲しそうにヒクヒク痙攣してるぜ」
「……え?」
射精後の虚脱感に包まれた俺の腰を押さえつけ熱いモノが尻に押し当てられる。
「わっ、ちょっ! 待て! 無理っ! 俺もう無理だって!」
「大丈夫だろ? お前そんなヤワじゃねーし♪」
「全然大丈夫じゃねぇんだって……ぁあっ!」
力の入らないのをいい事にガッシリと押さえつけ、指なんかよりも数倍もデカイブツが内壁を押し広げる。
ピリッとした痛みと共に内臓を抉られるような感覚に襲われて堪らずバスタブにしがみついた。
「んっ……ぁっ……ぁあっ!」
パンパンと肉を打ち付ける音が狭い浴室内に響き、ジュニアの熱い息遣いが直ぐ耳元で響いてくる。
痛かったのは最初だけで、段々沸き起こる快感は、突き上げられる度に俺の全身を支配していく。
「やっぱ、こっち向けよ」
「えっ? あっああっ……」
いきなり片足を持ち上げられ身体が反転する。
さっきより一層深く繋がった状態で腰を激しく打ち付けられて意識がぶっ飛びそうになる。
「シゲノ……っすげぇいい顔してる」
ジュニアの余裕の無い声、熱を含んだ瞳。
真っ直ぐに見つめられると、余計に感じてしまう。
「馬鹿、見るなよ!」
急に恥ずかしくなって顔を腕で隠すと、やつがフッと笑った気がした。
そんな顔を見せられると、胸が苦しくなる。
「クッ、そんなに締め付けるなっ」
「ジュニア……俺、も……無理! あっあああ――っ!」
グッと腰を押し付けられ、揺さぶりを掛けられて頭の中が真っ白になり二度目の絶頂を迎えた。
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