「い、いいって……そんな事しなくて! 自分で出来るからっ」
「気にするな。俺が好きでやってるんだ。 何も照れる事無いだろう?」
クッと喉で笑いながら明らかに身体を密着させいやらしい手つきで同じところばかりを撫で回す。
「ぁっ……てめっワザとだろ」
「何の話だ? 俺はただ洗ってやってるだけだぜ。そんなに息を荒げてどうしたんだ?」
フゥッと耳に息を吹きかけられゾクリと背筋に電流が走る。
声を出したらジュニアの思うツボだってわかってんのに執拗に乳首を愛撫されて鼻から抜けるような声が洩れた。
それに気を良くしたのか長い指が尻の蕾に触れ入り口にクッと食い込んでくる。
「や……ばか……っ!」
「ココも綺麗にしないとダメだろ?」
思わず引けた腰を押さえつけ、クチュクチュと内壁をかき回す。
「ぁぅ、そんなトコしなくていいって……っ」
「そんな事言って、随分気持ち良さそうな面してるじゃねぇか」
泡で滑りの良くなった長い指が前立腺を掠めるたびに小さな声が洩れ、強烈な射精感が押し寄せてくる。
「やらしいな。こっちも溢れて来てるぜ?」
すっかり元気になっちまったソレをユルユルと扱かれ、トロトロと先端から溢れた液がジュニアの手を濡らす。
「っ……ん……ふ。うっせ、誰のせいだと……っ」
前と後ろを同時に攻め立てられ、膝がガクガクして立っているのもやっと。
睨みつける余裕も無く、バスタブの縁に掴まって与えられる刺激に耐えるのに必死だった。
「俺のせいか? じゃぁ、責任とってイカせてやるよ」
「いぃって別に俺はこんな事したいわけじゃ……あっぁあっ!」
俺の言葉なんか聞いちゃいねぇジュニアは、擦るスピードを上げる。
卑猥な水音が響き、目の前がチカチカする程の快感に襲われて堪らず手の内に精を吐き出した。
前/ススム