吾郎受け R18

LoveSick


行為後の脱力感に浸りながら、寿也はクスッと笑う。

「な、なんだよ」

「吾郎君が、すっごく気持ちよさそうだったから、嬉しくって」

「ば、バカ! 変なこというな!」

茹蛸のように真っ赤になり、布団の中へともぐりこむ。

「明日、晴れるといいね」

「そうだな」

「ねぇ、雪合戦しよっか。みんなで」

「よし、俺が寿也にぶつけてやる!」

「僕は絶対に当たらないよ。なんたってキャッチャーだし」

「俺の雪球剛速球は、ぜってぇ捕れねぇよ」

お互いに、笑いあって同じ布団で抱き合いながらぬくもりを感じる。

それがたまらなく幸せに思えて、二人は手を繋いで眠りについた。


/オワリ



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