吾郎受け R18

LoveSick


パンパンと身体を打ち付ける音が響き渡る。

自然と口をついて出る甘い声。

背中に回された腕から感じる彼の温もり。

それらは全て、いつも冷静な寿也を熱くさせる。

「あ……っんっぁ」

「いい声だねゾクゾクするっ」

「ば、ばかっ! 変な事言ってんじゃねぇよっ!」

恥ずかしそうにしがみついてくる彼に苦笑しながら、徐々に動くスピードを上げてゆく。

「ぁあっ……寿っすご……っ」

その動きに合わせるように、妖艶に身体をしならせる。

荒い息遣いと、行為を物語る音だけが、二人を包み込み夢中になって互いを求め合う。

「っは……寿……寿! っぁあっ」

何度も口付け、吾郎もそれに応える。

「好きだよ、吾郎くん!」

「ぁあ……俺もっ!」

前立腺を突き上げると感極まった声を上げ、熱い性を迸らせた。


/ススム



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