吾郎受け R18
LoveSick
行為後の気だるい感覚に身を委ね、お互い見つめあいながら息を整える。
「今日は、どうしちゃったの?」
「なんのことだよ?」
「・・・いつもはあんなに嫌がるくせにさぁ。」
「っ、それは・・・俺にだってそういう日もあるんだよ!」
今更ながらに自分の言った発言を思いだし、頭から湯気でも出そうなほどに赤く染まる。
そんな彼が愛しく思えて、おでこに口付ける。
「愛してるよ・・・吾郎君。」
「ん・・・・俺も・・。」
恥ずかしそうに目を伏せながら、小さな声で囁く。
そっと瞳を閉じて、キスをする。
寿也の腕に抱かれて、心地よい疲労感と共に夢の中へ。
彼の寝顔を見ながら、寿也はクスッと笑う。
君がいるだけで、僕は幸せなんだよ。
ずっと側にいようね。
彼の手をぎゅっと握り締め寿也も眠りについた。
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