吾郎受け R18

LoveSick


「あれ? おかしいな。鍵がかかってる」

「入れ違いで部屋に戻ったんじゃないのか?」

聞き覚えのある声にドキリとした。

茂野も流石にヤバイと悟ったのか口を押さえ全身を緊張させている。

「おい、これ以上はヤバイぞ」

「はぁはぁ、でもこんな中途半端なままじゃ……」

熱っぽく見上げてくる視線は続きを促しているようにも見えて思わず息を呑んだ。

「おまっ、それでいいのかよ」

「ぜってぇ声ださねぇから。それに……」

スリル満点で燃えねぇ?

なんて悪戯っぽく笑いながら自分で腰を揺する始末。

「この淫乱っ! どうなっても知らないからな」

ドアの向こうこうに人の気配を感じながら再び律動を開始する。

「ぁっ……あっ」

時折洩れる喘ぎ声がドアの向こうの人物に聞こえないように配慮しながらピストンを繰り返すとそれに合わせて小さな声が洩れる。

「ぅあっ……やべっイく!」

ブルリと全身を震わせてキューっと内部が収縮する。

その締め付けに耐え切れず急激に射精感が高まり腰を掴んで一際激しく打ち付けると茂野の背中がビクビクっと波打ちロッカーに白濁を飛ばした。


/ススム



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