眉薬 他

LoveSick


「仕方ないって、こんなトコ誰かに見られたら…ぁ…っ」

俺の言葉なんかお構いなしに首筋に生暖かい息がかかる。

吸付かれるたびにゾクリと快感が走り、身体が火照って熱くなる。

「なんだかんだ言いながらソノ気になってるじゃないか」

「あっ……ちが……っ!」

いつの間にか服の中に進入してきた手に翻弄され敏感になった部分に触れられて堪らず息を詰めた。

「違わないだろ? ココもこんなに硬くして……」

「ん……っふ……」

ピチャッと言う水音が響き、胸にザラリとした舌の感触が当たり、堪えきれずに声が洩れそうになる。

「いい顔だな。誰かに見られるかもしれないと思うといつもより興奮するだろ?」

「……っ」

言い返す前に緩められたズボンの中に手が侵入してきて言葉が出なくなった。

ユルユルと扱かれる度に身体の奥が疼いて体温が上がる。

「やらしいな。もうヌルヌルじゃないか」

「……は……ぁっ、恥ずかしい事イチイチ言うな」

「俺は事実を述べたまでだが? ココもこんなに熱くなってモノ欲しそうに吸付いてくるぞ」

冷たい指先が熱く火照った秘部に触れる。

反射的に身体が強張り堪らず眉村にしがみついた。

そんな俺の反応に気を良くしたのか眉村は楽しそうな笑みを浮べながら胸と自身を同時に攻め始め、強烈な快感が押し寄せてくる。

「んっ……は……ぁっ!」

指や舌が体中を弄り、段々と思考がまとまらなくなってゆく。

/ススム





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