「ちょっと待てっ!! てめぇナニするつもりだ!?」
「慣らさないと入らないだろ? 大人しくしろ」
「バカたれっ!! 今の俺の身体にそんなでけぇもんが入るか!! 俺を殺す気か!」
「だがしかし、このままでは俺が辛い」
「わ、わかった。頑張って口でシテやるから……それで我慢しろよ」
長い沈黙の後、俯いて恥ずかしそうに呟く薬師寺に眉村はギョッとした。
いつもの彼からは絶対にありえない申し出に耳を疑ってしまう。
「い、いいのか?」
「……っ仕方ないだろ。そんなもん突っ込まれるよりはマシだからな」
そう言って起き上がり、眉村のモノを取り出すとおもむろに口腔内に含む。
さすがに小学生の口では入らずに、必死になって舐めまわす。
(……っ。この状況……視覚的にヤバイッ)
小さな頭が上下に動き、手の届かないところは両手で扱かれて言いようのない興奮を覚える。
傍から見れば犯罪的な光景に、思わずごくりと喉がなった。
チュパチュパと卑猥な音が聞こえてどんどんと高みへと上り詰めていく。
「薬師寺、出すぞ!」
「んっ! んんっ」
結局、眉村は幼い口腔内へと精を放った。
勢いよく口腔内に広がる生暖かい感触に全てを受け止めることが出来ずに、薬師寺はゴホゴホッとむせ返った。
「バカッ! 出すならもっと早く言えっ!! 飲んだだろうがっ」
思いっきり顔をしかめて、訴える彼に眉村は一言。
「初めてだからな……それより美味かったか?」
「う、美味いわけあるかぁ!!!!!」
あまりの変態発言に薬師寺はダボダボのティシャツを羽織ってノーパンのまま部屋を飛び出していった。
「アイツ、あのまま走ってどこへ行くつもりだ?」
部屋に一人取り残された眉村は脱ぎ捨てられたままの下着とズボンを見つめふぅっとため息をついた。
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