(茂野がいいって言ってんだしヤっちゃえばいいじゃないか)
耳元で悪魔のささやきが聞こえてくる。
が、
(ダメだダメッ!! 薬師寺に殴られたいのか? 佐藤からもひどい目に遭うぞ!)
自分の中の理性もそう訴える。
そんな眉村の葛藤を知る由もない吾郎は、相変わらず熱い瞳で見つめてきて、ひどく眉村を混乱させた。
「なぁ・・・いいだろ?眉村はさ・・・俺と・・・シたくねぇの?」
耳元で名前を呼ばれ、さらにぺロッと舐められゾクゾクした。
追い討ちを掛けるように、首筋を舐められて自分の中でブチっと何かが切れる音がしたような気がする。
ガバッと吾郎の上に覆いかぶさるようにして乗ると、貪るように唇を奪う。
「・・・・煽ったのは、茂野なんだからな」
「んぅ・・・ふぅ」
首筋に舌を這わせると、ビクッと妖艶に身体がしなる。
気が付けば服の中を手がまさぐり、胸の飾りをグリグリと圧したり摘んだりすると甘ったるい声が漏れてくる。
「やらしい身体だな。茂野・・・こんなにやわらかくなって」
「ひっぃ・・っあっ!」
空いている手でズボンの中に手を入れて、秘部へと手を伸ばすとソコは少しの刺激でもすぐに受け入れられそうなほど妖艶にうごめいていた。
グッと力を入れて内部を冒していく。
「ああっ・・・はぅっん・・・・あン」
指を折って、前立腺を探し当てるとスカーッとするほどの強い快感に襲われて、甲高い声が漏れ、吾郎は慌てて口を塞いだ。
「ああっ・・・眉村ッ・・すっげぇ・・・イキそうっ・・ああっあ」
ビクンビクンと身体を震わせる吾郎のモノを口腔内に含み、グチュグチュと音を立てて吸い上げる。
「あっ・・やぁっ・・・あっあっ・・もうッ俺・・・イクー・・・ッ!!!」
ドクッドクッと大量に彼の口腔内に性を放ち身体を大きく仰け反らせる。
ハァハァと荒い息をしていると、ズボンと下着を脱がされ片方の足を持ち上げられてグッと秘部に熱いモノをあてがわれ、吾郎は思わず息を呑んだ。
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