眉薬 他

LoveSick


スマン。

そう言って俺に頭を下げる。

なんだ、そうかよ・・・。じゃぁ、しかたねぇよな。

「それにしても・・・・、夕べは歯止めが利かなくて激しくしたが、大丈夫か?」

「あ? 何がだよ」

「何がって今日も明日も、うちと試合だろ?」

「・・・・・・・・!!!」

そうだった! やっべぇっ・・・忘れてたっ!!

「俺は今日も明日も先発は外されてるから気にしてなかったんだが」

どうすんだよ・・・・まともに動くのも辛いのに試合なんてとてもできるわけねぇよっ
後悔先に立たず。

とは、こんなときに使うんだろうな。

はっ!・・・・今日のミーティング・・・、何時からだっけ??

しかも、無断外泊だし。

時計の針は既に朝の10時。

慌てて自分のホテルに戻ったけど、間に合うはずなくって俺はコーチや監督に怒られるハメに。

どこにいたのか深く追求されたが言えるわけなくって。

敵のホテルに泊まりましたっつったら、大問題だぜ。

なんとかお咎めナシでよかったけど・・・試合内容は最悪で。

相手ベンチで眉村が笑ってる。

ムカツク。誰のせいだよっ。

それから、俺達は遠征とかで会えないことは多々あるけどチョコチョコ連絡を取り合ってたりして、全てがあのときのようにとまではいかねぇけど、それなりに充実した毎日を送っている。

でも・・・どうでもいいけど、試合の時だけは絶対ヤるな!!

と、俺は言いたい。

/ススム





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