胸に舌を這わせられて、すっげぇゾクゾクする。
「あっ・・・ふ・・っ・・・」
クチュックチュッっと卑猥な音が聞こえてくる。
身体の芯から疼きを覚えて、堪らず腰が浮いた。
「は・・ぁっ・・・うンッ」
もう、入れて欲しくって・・・でもそんな事いえなくって・・・もどかしい。
焦らしてんのか、本気で気づいてないのか
「も・・っ、早く・・・っ・・・・・早く入れっ・・・・ろよっ」
我慢できずに言っちまった。けど、恥ずかしがる暇もなく速攻で着ているものを脱がされてアッという間に熱いものが押し当てられて、俺は息を呑んだ。
「本当に、いいのか?」
「いい・・っ早く・・・健を、感じたいんだ」
「歩っ・・・!!」
ググッと一気に内壁を押し入ってくる感触は慣らしてないからすっげぇ痛い。
ピリピリっと痛みが走ったけど・・・そんなのしばらくすると忘れてしまう。
「ああっ・・・すっげぇ・・・っ熱いっ」
ガンガンに突かれて、堪らず背中に手を回して・・・
何も考えられねぇ。
「あっ・・はっ・・あんっ・・・健!・・あ!あっ!」
「すごい締め付けだな。そんなに気持ちいいか?」
「はっ・・あんっ・・バカッ・・・あんっ・・き、聞くんじゃぁっ・・ねぇよっ!」
半年間の隙間を埋めるようにお互いの指を絡ませ、口付けながら激しく腰を打ち付ける。
「ああっ・・・あっ・・ダメッ・・・これ以上・・激しいと・・あんっ俺・・・おかしくなるっ・・・ああっ」
「気にしなくていい。俺しか見てないから」
「はんっ・・あっ・・・・健っ・・・健っ!!」
もうとにかく、頭の中は真っ白。
覚えているのは、ひたすら眉村の名前を呼び続けていたことだけ。
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