眉村SIDE
布団を剥ぎ取ると、薬師寺はいつも以上に真っ赤になった。
全く、布団の中で何をやっているのか気になるじゃないかっ!
そもそも、そんなに恥ずかしがることないじゃないか。
薬師寺が奉仕してくれるという事実が異常に興奮させる。
「わかった。じゃぁ、こうしよう」
一向に固まったまま動かない薬師寺に俺はひとつ提案した。
それはもちろん、お互いのモノを刺激することだ。
恥ずかしいなんて言ってられないくらい、よくしてやる。
しばらくの長い沈黙の後、薬師寺はゆっくりと頷いた。
俺の上に乗っている薬師寺の身体を反対にむかせ、ヤツのモノを口腔内に含む。
「・・・っ!」
「おい・・・約束だぞ。早くやれ」
「う・・うるさいッ」
一体どんな顔をしているのか・・・とても気になった。
だが、そんな事を言っている暇はない。
しばらくして、生暖かい粘膜の感触と、舌のざらっとした感触があって、薬師寺が俺のモノを銜えたことを理解した。
その今までにない感覚に、異常な興奮を覚え、俺もヤツを夢中になって刺激する。
「ん?・・んんっ・・・は・・ッ」
「おい・・・口が動いてないぞ?」
「う・・うるさいっ・・黙ってろ!」
そう言ってまた口腔内に含んでくれるが、俺が刺激するとすぐに動きが止まる。
「あっ・・・ふ・・っ・・・」
「なんだ? もう限界か?」
「そ・・っそんなんじゃ・・あっ」
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