「ハハっ・・・怖いな。そんなに睨むな。」
「あ・・・すみません。あの・・・なんで・・・」
「何で眉村との事を知ってるかって?そんなの決まってるだろ?・・・・・お前が好きだからだよ。」
えっ!?ッと思ったときにはもう俺の身体は勢いよく抱きしめられて唇を奪われてその場に押し倒された。
「!!・・・ん・・やっ・・ぁっつ・・・」
ガリッ
鈍い音がして、思いっきり舌に噛み付いて怯んだその隙に怖くなった俺は脱走を試みた。
「待てよ・・薬師寺!」
「ぅぐっ・・!!」
髪の毛を鷲掴みにして強い力で再び芝生の上に組み敷かれる。
「・・・優しくしてやろうと思ってたのに・・・とんだじゃじゃ馬だな。」
俺がしつけてやるよ。
キラリッ
先輩の目が妖しく光ったのとほぼ同時、俺の制服を力任せに引き裂いて腕を押さえつけて露になった俺の首筋にねっとりと吸い付いてきた。
「あっ!や・・・っ嫌です!!先輩っ!!!」
俺がいくら抵抗して暴れても、先輩は物凄い力で俺を組み敷いて、段々下に向かって舌を滑らせていく。
「は・・・ぁっ・・っ先輩っ冗談は・・やめっ・・あっ」
「コレが・・冗談に見えるのか?」
ググッと先輩の刺激に対して反応を始めた俺自身を掴むとズボンの上からゆるゆるとなぞってくる。
「は・・・ぁっ・・・ダメっ・・」
身体は情けない事に刺激に対し従順に反応を示し、熱を持ってどんどん熱くなっていく。
「何だかんだ言って・・・好きそうだなお前・・・っ」
「す・・・好きじゃ・・ぁ・・ありませんっ」
こういうことは・・・健としかしたくねぇんだよっ!!
心とは裏腹にどんどん追い詰められていく俺の身体。
悔しいやら、情けないやらで、胸が張り裂けそうだった
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