眉薬 他
LoveSick
薬師寺SIDE
気が付くとそこはベットの上だった。
隣には、寝息を立てて眠っている眉村がいて、改めて自分のしたことを思い出し恥ずかしくなった。
腰から響く鈍い痛みは、紛れも無く昨夜の行為を表すもので自然に頬が熱くなる。
・・・・・そういや、夕べ何回ヤったっけ?
痛む腰を押さえながら考える。
抜かずに3回続けられたのまでは覚えてるが、そこから先は記憶がねぇ。
自分でも信じられないくらい、夢中になって途中から何を言ったのか覚えていない。
なんか・・すげぇ恥ずかしい事やってた様な気もする。
いろんな事を考えていたら、眉村が目を覚ました。
「よ・・よぉ。」
「・・・・・・。」
アイツは何も言わずにふっと笑って俺の頬を優しく撫でる。
その手に不覚にもまたドキッとしてしまう。
「夕べのお前・・・色っぽかったぞ・・・」
「・・・・!・・・・恥ずかしい事は忘れろ!!」
「いや、忘れられんな。・・あんなに夢中になるお前は見たこと無かったからな。」
前/ススム