「あれ・・手が動いてないよ・・・・?あ!わかった・・薬師寺ぃひょっとして感じてる?」
「ち・・違うッ!誰が感じてなんか・・ぁっ」
顔を上げた瞬間に、硬くなった胸の突起をぎゅっとつままれて、小さな声が漏れた。
3人の間にある一種の興奮状態が生まれていた。
「感じてないのに・・どうしてそんなに震えてんの?」
「うるせっ!・・・っつあっん」
さらに刺激を与えられ、ビクンと身体が震える
「や・・やめっ・・・っつ!!!何のつもりだよっ市原!?」
突然、立ち上がった市原に腕を掴まれて、足を阿久津に掴まれた。
そのまま床に寝かされて、薬師寺はギョッとした。
「ちょっ・・・・・まさかお前らっ・・・・!!」
「今頃気がついたの?アハハッ・・・案外鈍いんだ、薬師寺って・・・。」
どんどん顔面蒼白になる彼を嘲笑うかのように、渡嘉敷はシャワーで泡を流し、そのまま口腔内に胸の飾りを含み込む。
「っつ・・・はっ・・・止めろっ・・・!渡嘉敷っ」
抵抗しようにも、手足を二人ががりで押さえつけられて、行き場をなくした感情が、一気に渡嘉敷の与える刺激に集中する。
キュッキュッ吸い付かれるたびに、甘い疼きが全身を駆け巡り、そのたびに、首を振って抵抗するが、生理的な欲求に適うはずもなく、自然と身体は素直な反応を見せ始めていた。
「あれ・・おい、薬師寺のヤツ勃ってるぜ?」
揶揄するように阿久津が笑い、そこを口腔内に含み音を立てて吸い上げると堪らず、声が漏れた。
「あんっ・・・やめっ・・・あっふっ・・・やっ・・」
胸を渡嘉敷に、自身を阿久津にしゃぶられ、嫌で嫌で仕方がないのに身体はどんどん熱を帯びてゆく。
「ああっ・・・ゃっ・・・っやめっあん・・もッイクッ・・イク・・・あっあっあー!!!」
あっけなく、阿久津の口腔内に精を放ち、恥ずかしさのあまりに瞳をきつく閉じ顔を背けた。
「どう?薬師寺の味はおいしかった?」
「ああ。極上品だなこりゃ。」
「じゃぁ・・・コッチはどうなってんのかなぁ♪」
「ぅわっ・・・おいっ!!そこはヤメッ!!!やだっ!!」
両足を抱え込まれ、秘部に指を突っ込まれそうになり、さすがに薬師寺は激しく抵抗した。
「お前らッ・・こんなことしていいと思ってるのか!?」
「俺達だってさぁ・・・こんな事したくないけど・・・薬師寺、まともに言ってもヤらせてくんないし・・・。」
「あ・・当たり前だッ!!!!好きでもねぇやつとヤれるわけねぇだろっ!!!」
「だから、思いを遂げさせてもらおうと思ってさ♪」
そう言って、指で前立腺を探り始める。
「あっ・・やっ・・ヤメろっ・・・・っつ・・・健・・っ」
ぶんぶんと首を振って、悔し涙がハラハラと落ちる。
悔しくて、情けなくて、一刻も早く逃げ出したい気分だった。
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