「へっ・・・何が奇跡だよ・・くっせぇことばっか言ってんじゃねぇよ。」
チュッと触れるだけのキスをして、見詰め合う。
自然と手を背中に回し何度も何度も口付け合う。
「ん・・・っ・・んん・・・っ」
啄ばむような口付けは甘く、身体の芯まで蕩けてしまいそうな感覚に陥る。
そのままなだれ込むようにベッドに倒れこみ、段々深く濃厚なそれへと変わってゆく。
「好きだ・・・一生幸せにする・・・。」
「・・・っば・・バカ・・・っそんなこっぱずかしい事言うんじゃねぇ」
「今言わずに、何時言うんだ?」
クスクス笑いながら、首筋、鎖骨へとどんどん唇が下がってゆく。
時々吸い付かれるたびに、ゾクゾクッと甘い痺れが中心から沸き起こる。
「・・・っあ・・・・っ」
「ふふ・・・敏感だな・・。」
「うっせ・・・っ・・・ああっ」
肌蹴たシャツの隙間に手を入れられて弱い部分に爪を立てられると、反射的に身体が跳ね上がった。
「あぁ・・・すまん・・。」
「ひぁ・・・っ・・っ」
生暖かい舌で舐められて身体の芯が熱くなってゆく。
「どうしたんだ? 物欲しそうに腰が揺れてるぞ?」
意地悪く笑われて、頬がカァッと熱くなった。
ズボンの上からなぞられると自然にその手に合わせて腰が浮く。
太腿を這い回る手が、触れそうで触れないもどかしい刺激を与えてくるたびに身体の奥が疼いて仕方がない。
とにかく熱くて、自分でもどうしていいのかわからないくらい、ヤツを欲していた
「も・・なんでもいい・・早くっ・・」
「・・・っまぁ、まて・・・そう慌てるな・・。慣らさないと辛いのはお前だぞ」
スルリと脱がされて、両足を持ち上げられ秘部にざらざらとした感触。
「んぁっ・・・ぁあ・・・っは・・・っ」
ジワリジワリと媚薬のように広がってゆく快感に堪らずシーツをギュッと握りしめた。
「はぁはぁ・・・凄いな・・・腰を押し付けて・・・指も旨そうに飲み込んで・・・。」
「や・・・ぁあっ言うな・・・ああっ!」
クチュクチュッと響く卑猥な音を自分が出しているかと思うと恥ずかしくて・・それでもそれでも腰が止まらなくて。
前/ススム