[シュリ（朱理）♂]
マサラタウン出身の少年トレーナー。１３歳。
幼いながらもその実力は非常に高く、四天王とチャンピオン（スイ）を撃破してみせるほど。ほぼ全戦全勝という驚異的な勝率を保つ恐るべきトレーナー。
幼い頃、凶暴なポケモンとのバトルに巻き込まれ瀕死の重傷を負う。その場にいた父親に庇われたため一命を取り留めるが、その代わりに父親を失い、また事故の後遺症で心臓に障害が残った。
自分のせいで父親を死なせてしまったと強い自責の念を感じており、以来心を閉ざしてしまっている。
無口で無愛想、自分に頓着しない。その性格と父親がいないこと、心臓が弱いことから、学生時代は虐められスイ以外の友達がいなかった。
何かと理由をつけて構ってくるスイのことを欝陶しいと思ってはいるが、実はひそかに依存している。
臨死体験をしたせいか、第六感的なものが働くらしい。
：手持ち：
リザードン（フレア）・ピカチュウ（アウラ）・ジュゴン（セレン）・ラフレシア（フローラ）・ルカリオ（ノエル）・カイリュー（リディア）
[スイ（翆）♂]
シュリと同じくマサラタウン出身のトレーナー。１３歳。
シュリの幼なじみであり、よきライバル（自称）である。ちなみに何度もシュリに勝負を挑んではいるが一度も勝ったことがない。幼い頃はシュリに負ける度泣き出していたので、あだ名は「泣き虫スイ」。
実はチャンピオンに上り詰めるほどの実力あるトレーナーなのだが、いつもシュリに負けているためなかなか認められない。わりと可哀相な役回りである。
裕福な家に生まれ育ったため、金銭感覚など一部の生活感覚が一般人と若干ズレ気味。祖父はポケモン調査の権威オーキド博士、両親は不在。姉が一人いる。
家にいつも姉しかいないので、しょっちゅう隣の家のシュリを訪ねてはちょっかいをかけていた。
明るくお調子者で、空気の読めない発言や行動を連発する。
実はいつも笑わないシュリを笑わせようとわざとおどけて見せているところがあり、シュリがいないところではわりと真面目。実は事故が起こるまでシュリとスイの性格は全くの逆で、内気な少年だった。
昔シュリを守ると誓いを立て、今もそのための修行をかかさない。
：手持ち：
カメックス（アオイ）・エーフィ（イオ）・ピジョット（ジョン）・ウインディ（フィーア）・ライボルト（ライト）・メタグロス（トーラ）
[シキ（錦）♂]
ワカバタウン出身のトレーナー。１６歳。
プロのトレーナーでも最深部まで辿り着くことは至難の技とされるシロガネ山をほぼ無傷で上りきり、シュリと互角の戦いを繰り広げた実力者。
生後間もなく、父親と血が繋がっておらず母親の前の男との子供であることが発覚。故に父親から正しく愛情を受けられず暴力すら振るわれてきた。一度母親に訴えたこともあったが、泣いて謝られたために以後は心配をかけまいとむしろ暴力の事実を隠している。
幼い頃から仲の良かった親友がいたが、二人ともに人身売買を行う連中に誘拐された際、目の前で殺された。シキ自体はその後すぐに警察が駆け付けたため無事であった。
シビアな環境で育ったため考え方はドライ。しかし自分が身内、味方と判断した相手には優しい面も。一見すると明るく自信家なように見えるが、それはかりそめの性格であり、相手を自分に踏み込ませないカモフラージュ。敵だと判断すれば容赦なく切り捨て、自分でさえ利用する。
闇を抱え、自分自身は脆いのにも関わらずトレーナーとしての腕は超一流であるシュリを気に入っており、しょっちゅうアクションをかけているが気付いてすらもらえていない。
：手持ち：
バクフーン（コースケ）・ポリゴンZ（ビッツ）・レントラー（ファン）・バンギラス（ケイ）・ヨルノズク（アール）・ギャラドス（赤）（キア）
[アキラ（晶）♀]
シキの父親違いの妹。１０歳。
真面目でしっかり者、勤勉な少女。トレーナー試験を受験し、優秀な成績を修めて合格している。
過保護な父親に反対され旅に出られないでいるが、いつか家を出て兄を追いかけたいと思っている。
シキが隠しているために父親が違うこと、シキが暴力を受けていたことは知らないが、幼い頃から普通のようでどこか歪んだ家庭で育った為そういったことに聡くなり、漠然とではあるがシキと父親との関係を感じ取っている。
トレーナーとしても優秀で、帰ってくるたび優しくしてくれるシキを純粋に慕っており、シキに会うことをいつも心待ちにしている。合格祝いにとくれたチコリータは宝物。
：手持ち：
メガニウム（レリア）・ヘラクロス（クラウン）・ブーバーン（フォルス）・フワライド（ポム）・マリルリ（テラ）・デンリュウ（エレク）
[シュリ（朱理）♂]
[スイ（翆）♂]
[シキ（錦）♂]
[アキラ（晶）♀]