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ついに迎えた、シンオウフェスタ当日。

ナナカマド研究所前でレイナたちと待ち合わせて、コトブキ空港からミアレ空港へ。

「着いたー、ミアレシティ!」

「大掛かりなイベントみたいだし、人がたくさん来てるね」

ナナカマド博士の後ろについてメイン会場の設営場所へと向かう。

前にミアレシティに来た時は、まだ晶と白恵はいなかったんだっけ。

さてさて、2人の様子はどうかな?

「わぁ、ひとがいっぱいだねぇ」

「コトブキよりも騒がしいな、この街は」

まぁ分かってはいた反応だけど……。あれは楽しんでる……んだよね?

「ミアレシティはカロス地方一の都市だからね。
他の街とのアクセスも良いし、自然と人が集まるんじゃないかな?」

「ナオトたちも来られたら良かったのにね。ねぇ、レイナ?」

「ん゛んっ。仕方ないよ焔、ナオトたちにも予定があるんだし」

焔君がナオトの名前を口にした瞬間、レイナは何故か誤魔化すように咳払いをする。

ほんのり頬が赤くなってるように見えるのは気のせいかな?



全員で会場の設営を手伝ったおかげで、予定よりも早く準備が完了した。

開始時間までの間、レイナと一緒にベンチに座ってプログラムを確認する。

催し物の中にはクイズ大会やコンテストパフォーマンスの上映会、シンオウのポケモンとのふれあい体験なんかもあった。

時間が近づくにつれて会場付近に人が集まってくる。

私たちはその中に見知った集団を見つけた。



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