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「はー、楽しかったー!」
「うん! またやりたいね!」
バトルに参加してくれたメンバーをジョーイさんに預け、宿泊部屋へと戻ってくる。
みんなにとっても良い刺激になったみたいだし、私もすごく楽しかった。
「次は、今日と違うメンバーで組むのも楽しそうじゃない?」
「そうだね。どうせならレイナたちも誘ってやってみたいかも!」
「それ良いね! また4人の都合が合う時に集まろうよ!」
今ここにはいない友達2人に思いを馳せながら、次はどの子と組んでみようかと話に花が咲く。
約束の握手をして笑いあった瞬間、私たちの視界が反転した。
目を開けた直後に飛び込んできたのは……さっきまで見ていた私の姿ではなく、同じように驚いた表情を浮かべるフユカの顔だった。
「あれ……」
「も、もしかして……元に戻ってる?」
ポカンとしていたのも束の間、お互いが思わず相手の表情に噴き出す。
不可思議なハプニングに少し振り回された1日だったけど。
マナフィを見ることができたし、楽しい思い出も増えた。
しばらくその余韻に浸りながら、治療を終えて戻ってきたみんなと夕食を囲むのだった。
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