04
ところ変わって、シンオウ地方――
『あ〜、暇だ〜』
「確かに。ここんところ何にも予定無いもんね」
私たちは今、暇を持て余しています。現在進行形で。
「最近やったことっていえば、買い物に、バトルの練習に、部屋の掃除……」
「日常生活でやることばっかりだね」
「何か面白いことないかなぁ」
全員(誠士は料理中)で"う〜ん"と頭を捻ってみるものの、良い案は出てこない。
コンコン
「ん?」
誰だろう?
扉を開けると、そこにはジョーイさんが立っていた。
「レイナさん、ナナカマド博士からあなたにお電話ですよ」
「ナナカマド博士から?」
どんな用事だろう? 急ぎの要件なのかな?
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