02


「なるほど、それで女性用の服を着ていたわけか」

「いきなりミニスカ持った笑理が迫ってくるんだもん」

「だって話したら断られるの目に見えてたし……。
あ、そうだ! 誠士とレイナにも試してもらいたいコーデがあるの!」



「「え」」



何か嫌な予感……。

ミニスカとか履かせたりしないよね!?

「笑理、私は……」

逃げるな、誠士!

私を置いて逃げる気か!

「良いから早く! 着替え終わったら呼んでね!」

無理矢理押し付けた!? 笑理……恐ろしい子!


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