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4番道路で出会ったジュプトル君に、案内してもらうこと数十分。

深い森の中を抜けてようやくミアレシティにたどり着いた私は、早速プラターヌ研究所へと向かった。

……もちろん、ジュプトル君の案内付きで。

「こんにちはー」

挨拶と同時に扉を開けると、階段の上に男の人が立っているのが見えた。

「やぁ、いらっしゃい。よく来たね」

うわああぁぁっ! 生のプラターヌ博士だ!

脚長いし、腰も細くて羨ましいわ!

ジュプトル君、お願いだから"何だコイツ"的な目で見るのやめて。

「わ、私、フユカって言います! お会い出来て嬉しいです、プラターヌ博士!」

「おや、僕のことを知ってくれていたとは嬉しいね。我が研究所へようこそ、歓迎するよ」

ふと、博士が目を見開いた気がした。

けれどそれはほんの一瞬のことで、すぐに元の穏やかな表情に変わる。

「立ち話もなんだし、コーヒーでも淹れてあげよう。ついておいで」

「はい、ありがとうございます!」

プラターヌ博士に続いて応接間に入る。

博士の淹れてくれたあったかいコーヒーを飲みながら、他愛のない話に花が咲いた。


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