05

翌日──

私たちは数日間お世話になったレオンハルト邸を出発し、ミアレシティに向けて進んだ。

ショウヨウシティを抜けた先でジャンさんお手製のお弁当を食べて、コボクタウンを通過する。

やっとミアレシティに辿り着いた頃には夜になっていた。

『姫、この後はどちらに? ポケモンセンターで宿を取って休まれますか?』

『良いねぇ。フユカちゃん、せっかくだから脚のマッサージしてあげようか?
歩き通しだったし、むくんじゃったらいけないしね』

『よし龍矢、マッサージできるだけの元気があんなら買い出し付き合え』

めっちゃ早口で喋るじゃん、緑炎……。

「今日はこのままプラターヌ博士の研究所に行こうかな。
色々と話したいこともたくさんあるしね」

『ねぇねぇフユカ、けんきゅーじょって楽しいとこ?』

「博士の仕事場だから、勝手に機械とか触ったらダメだよ」

『はぁい』

『見るだけなら良いと思いますわよ。蒼真も一緒にどうですか?』

『……うん、行く』

研究所にお泊まりするのも久しぶりだなぁ。

もしかしたらアレックスさんたちもいるかもだし、みんな元気かなぁ?


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