03

博物館を見学し、ソノオタウンに向かうことにした。

しばらくの間ソノオタウンを満喫した後、205番道路を通ってハクタイシティに向かおうとしていた矢先だった。



「ねぇねぇ、トレーナーさん」



振り返ると、その先には小さな女の子。

「君、どうしたの? 私に何か用?」

「あのね、あたしパパに会いたいの!」

「パパ? はぐれちゃったの?」

「あたしとパパね、発電所をおうちにしていたの。
そしたら宇宙人みたいな人がたくさんやってきて……あたしは追い出されちゃったし、パパは何かさせられてるの。
ねーねー、トレーナーさん! あたしパパに会いたい!」

宇宙人みたいな人って……。

ほぼ100%ギンガ団で確定ではないか?

「分かった。発電所に行ってみるよ」

できればギンガ団とはあまり関わりたくなかったけど……困っている人がいるなら助けないと!


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