05

ホテル・グランドレイクを出発して数時間後。

ノモセシティに到着した私たちは、早速ノモセ大湿原へと向かった。

「わぁ、広ーい」

「そうだね。これだけ広いと、まだ見たことの無いポケモンも生息していそうだ」

『早く行ってみようよ!』

『ねぇナオト、ここって思いっ切り走っても良いの?』

「ダメだ。ここは街の人たちが大切に守ってきた自然だからね。
走り回って台無しにしたら、怒られるどころでは済まなくなるぞ」

『はぁーい……』

しょぼーん、と肩を落とした天馬君。

朝にランニングしてた時はナオトの速度に合わせてるみたいだったから、走り足りないんだろうな。



っていうか、ポニータってどのくらい速いんだっけ?


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