05


焔渾身の火炎放射を受けて、ムウマージは目を回して倒れた。

「ムウマージ、戦闘不能! モウカザルの勝ち!
よって勝者、チャレンジャー・レイナ!」

「『『『やったー!」』』』

一時はどうなるかと思ったけど、何とか勝てて良かった。

「みんなのおかげだよ! 本ッ当にありがとう!」

『1番のお手柄は焔だよね!』

『そうだな。焔、進化おめでとう』

『焔、とってもカッコ良かったよ!』

『エヘヘ……』

「レイナサン」

メリッサさんが小さなトレーを持って歩いてきた。

トレーの上には、ピカピカのバッジが乗っている。

「今日のバトル、ベリーベリー楽しかったデース。本当にありがとうございマシタ。
これがヨスガジムを勝ち抜いた証、レリックバッジデス。受け取ってくだサイ」

「はい、ありがとうございます!」

バッジケースにまた一つ、私たちの絆の証が増えた。


[*prev] [next#]






TOP
×
「#幼馴染」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -