バベル どれが真実と言えるのだろう。 苦しくて苦しくて、耐えられなかった堕天の苦痛は、君に近づける喜びにすり替えられ何時しか忘れていってしまった。 僕は生まれ変わる。僕ではない僕に。君に近い僕に。 ねえ僕を見て。 でも、 君の目は僕を、 ≠≠≠≠≠ 私は君を知らない。そんな君を知らない。 君の声は私に向けられてはいなかった。私の声も、君に届かない。 この手に握る神の刃は、君を救うと信じてる。 ≠≠≠≠≠ 君だって嬉しいはずさ。ヒトという生き物は、愛するものの為に全てを捧げることが幸せなのだろう? なら君は幸せだ。 そして、それが真実であるのなら、君には選択肢が残されている。 わかっているかい? ≠≠≠≠≠≠≠ 誰も話を聞いていない。 誰もが言葉の意味を違えていく。 通じ合えない。 わかり合えない。 (イコールになり得ない) (のちの、バベルの搭でのお話) ―――――― 過去日記Log 0702 |