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▽平子真子『平子隊長』:後書き
更新履歴にも書きましたが、今回は初対面サイドからの平子隊長について考えてみました。決戦時の仮面参戦や、復隊に際して多少は聞き及ぶ部分もあったかもですが、実際どんな隊長に映るかなと思いまして。
まず例の修正点も絡む素朴な疑問。席官とは各隊何人くらいいらっしゃるものなのか。実は最初、上位同様に一席一人感覚で書いちゃったものの、いや待てよと原作おさらい。結果、わーやっぱりかとなりました。九番隊二十席十五名いる。実質何席から複数かは不明ですが、一隊につき所属が二百人強として、半数近くは席次があったりするんですかね。
倉庫番や経理的な部門どうこうについては捏造ですが、あるとしたら下位かなぁと思い修正しました。監査云々も勿論「あったかも?」程度の想像。
更に平子さんを語るにあたり、先に藍染さんの話を少し。個人的に彼が良き隊長を演じる上で接触に気を配ったのは、それこそ上位席官ぐらいまでではないかなーと思うのです。それ以下は云わば教科書的というか、無用な疑問は抱かせず上下の距離はきっちり保ち、全体として良き隊に見えることを重視したのではと。より水面下で動きやすいように。
加えて拳西さんの短編にも少し反映させた要素ですが、彼が一護のいうように「自分と同じ目線に立ってくれる誰かを探してた」のなら、彼個人の感情部分で下と目を合わせることはない気がします。
そしてもし、こういう下地の隊へ平子さんが戻ったらどんな風に向き合うか。思うに、強引に自分へ意識を向けさせるような姿勢は勿論、わざわざ自分から出向いて行ってひとりひとり話を聞くなんて面倒なことはしなそう。でも要所要所「もう違うやろ」と認識させたり、機会があればその都度ちゃんと話を聞いて考えてくれたり。つまり、基本的には過去の名言通りのスタンス。桃ちゃんにはまた少し違うと思いますが。
そして現世で培われた感覚や物の見方なども垣間見せつつ、「好きに値踏みしてくれてええで、ついて来るかはお前次第や」という感じかなーと。
無論これら全ては、ああじゃないなかな、こうじゃないかなっていう私の勝手なイメージや好きフィルターが掛かってるわけですが、とどのつまり私ならこんな平子隊長に尻尾振ってついて行く寧ろついて行かせて下さい平子さん素敵! という話でした。結局これです。
ちなみに名前を知ってた理由に繋がる話も頭にはぼんやりあるんですが、 今ひとつ固まらない&書くなら平子さん視点かなという感じなので、今回の話としてはふわっとさせておくことにしました。いつか纏められたら上げるかもです。
[14/5/13 Tue 20:52]
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