Memo
▽平子真子『テンダーシャイン』:後書き
二度目の生誕。去年は仮面カップル、連載には皆なでワイワイっぽいシーンを入れたので今回は過去篇「平子隊長」の誕生日。
とにかく平子さんをお祝いしたい気持ちで、彼のことを考える人たちの姿を夢主が垣間見て行くお話にしてみました。
新規の夢主と迷ったんですが、実際のお祝いの場だけでは窺い知れないだろう背景を見て、よく知ってる人の知らない部分というような、隊長の彼を意識できる観点を持つSSの夢主がいいかな、と36巻の表紙を見ながら思い立った次第です。
ちなみに『くどき上手』は日本酒、『はげあたま』は焼酎。それになぞらえて他ふたつは私が勝手に命名しちゃったんですが、個人的に洒脱という言葉が結構好きだったりします。意味も響きも。洒脱でいて思慮深い。私の中で平子さんはそんなイメージの方です。素敵だ。
MASKEDの小ネタも盛り込ませて頂きましたが、ゲンナリ顔しつつも、この日だけは発情期のゴリラみたァなひよ里ちゃんの歌声もしっかり聴く平子さんだったらいいと思います(笑) 自室に戻ったら苦笑ながら酒瓶を飾り、喜助さん特製トリートメントで手入れして、定規で背中をぼりぼり掻きつつ干し柿を摘み、今年のはどんなんやと艶本をパラパラ、とかとか。
11巻「いつの間にか一緒にいて、どんな時も一緒だった」という恋次くんとルキアちゃん、市丸さんと姐さん、冬獅郎くんと桃ちゃん然り。単に「小さい頃よく遊んだ友達」とは括りきれない幼馴染みが平子さんにもいたら、という私の勝手な妄想のひとつなわけですが、いつかこの二人で平子さんの復帰後の話も書けたらいいなーなんてほんのり思ってたりします。
[12/5/16 Wed 11:58]
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