『自慰する2人』

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※-----テーマ-----※
・7月21日→0721→オナニーの日。成人向。
・2012年の状況漫画【】に、2013年は文字補足。
・0721に変化が表れたキッカケは…↓
※-----前置き-----※
・ミッション失敗の制裁は隊長に性的な内容との噂。
・告白!奪われるなら奪ってしまおうフェーズC。
・成功して性交!おめでとう和姦サン×バダ!
・痛みが快楽になるまで数回経験した蛇足付き。
・4行でまとめられたエピソードはコチラの本で →【
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*** 脳内会議サンダユウ ***


それまではただ何気なしに手をあてがい快楽を含んでいた性の処理。
あの日から(※前置)、脳裏にビジョンが描かれるようになってしまった。
バダップ―
身も竦む周囲に緊張感を漂わせる人の…俺だけが知り得た特別な顔を。
行為で思い浮かべるなど許される立場ではないというのに。

俺に心を許してくれた素のバダップは、不器用ながらも自然な表情をする。
ありのままの天然さがとても可愛くて、愛しくて。
視覚だけではない。感触、温度、息遣い。味と匂い。
視覚、触覚、聴覚、味覚、嗅覚…五感で知ってしまったら忘れられるわけがない。

身に深く刻まれた行為を手淫で満たせず、深く思う。
生身のバダップが欲しい―
悔しさから手に力がこもる。
きつく締め付けられたあの日の快感にはほど遠く、虚しさだけが残った。



*** 一方のバダップ ***


精通を迎えてから性の処理は戦場に向かう前の習慣の1つだと捉えていた。
刺激を与え、余計なものを排除するだけの行為。
その認識を変えたのはサンダユウとの性行為だ。

元々性行為に対する意識は、子孫を残すもの、性に溺れた動物の行為、
辱めを与える軍の制裁の1つ…、としていた。

与えられた任務を失敗したなら、罰を受ける事は当然であり抵抗はなかった。
100%無いと言えば否定はできない。1%程度なのだろうか、
サンダユウが「勇気」を持ってぶつけてきた想いに、1%の心の弱さが縋っていた。
見抜かれていたのかもしれない… 彼はそういう所に長けた優しい人だ。

親に甘えることを許されず、殺してきた感情を引き出す優しさ。安心をくれる。
優しさは行為の面にも出てくる。とても大切に扱ってくれるのだ。


今、性処理を行っているのはバダップ自身の右手。
これまで持て余していた左手は胸の突起に触れている。

徐々に右手が普段の位置を離れ、下の方へと移り、
サンダユウが良くしてくれた付け根や袋周りに触れる。
思い出すように指が行為に準えると、いよいよ左手が尻に指を沿わせた。

サンダユウ―
我に返ったバダップは自身の変化に驚いた。
自分が何をしているのかという事よりも、サンダユウが欲しい感情の方が強く残る。

ベッドに頭をうつぶせにし、互いが繋がった時の姿勢で子供のように呟く。
「サンダユウのばか…連帯責任だぞ…」



-----あとがき補足-----

・サンダユウの0721ペースは週3回(3に拘る)だと中学生にしては少ないだろうし、
 1日3回だと規律に厳しい軍人らしさに欠けるから間を取って、規則正しい毎日の習慣といたしました。
・バダップの方は週1でも良さそうですが、長いオナ禁は機能が劣るとも聞きますし、
 こちらも風呂や歯磨きのような毎日の習慣…けれどそこに快楽は無い作業の1つ…といった所でしょうか。

[H25/7/21→8/21]

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