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お酒に弱いわけではない、寧ろ泥酔なんてきっと初めてで。それほどに酔いを廻すことで現実と夢の様な曖昧な境界線に立っていたかったのだと思う。罪悪感が体を舐めるように支配する。

リヴ
すきです
貴女が大すきです

ずっとずっと。

昔っからナヨナヨしてて
の割に美意識強いし
椅子乗り物にしてるし
ジェイドジェイドジェイド、だし

でもストレート過ぎて
不器用で
一生懸命で

一途で。





私にたくさんの言葉を遺していった。何度言ったか解らないくらいたくさん。けど私は一度も告げなかった。雪の様に真っ白で無垢。純粋な貴方の気持ちと同じ想いを。

「ディスト…」

どうして今なら言えるんだろう。

「私も貴方がすき」

だからまた
いつもみたいに言って

私を、すきだと言って

問いかけに応える声はなく、ひんやりと肌寒い空気に嫌悪する。煽るお酒の勢いも、涙も。

止まらない。




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