(2010/12/22)

CLAP劇場2

[ CLAP劇場2 ねこねここねこ ]

(ジャンヌ、ジェイド、ピオニー)

「そうやっても駄目なものは駄目です」
「(…けち)」
「もといた場所に返してきなさい」
「(…鬼)」
「早くそれも着替えなさい。そんなことしても許可しませんよ」
「(…石頭)」

がちゃ

「よっ」
「よっ、じゃないですよ陛下。貴方ももといた場所に帰ってください」
「お。猫がいる」
「聞いてますか」
「よし、行くぞ。猫」

握ったのは勿論ジャンヌの手。

「ブウサギと仲良くできたら合格だぞ」
「いいの? ピオニー!?」
「甘やかさないで下さい陛下」
「生憎俺はけちで鬼で石頭じゃないからなー」
「…全く。とにかく、そちらの猫はいいですけどこちらの猫は駄目です」
「なあ、ジェイド」
「なんです」
「どっちがそちらの猫で、どっちがこちらの猫なんだ?」
「…」

答えのわかっている質問をして、ピオニーはにやりとひとつ笑みを溢した。

「お前も本当は飼いたいんだろう」
「黄泉の門、開きましょうか?」
「…(こえぇ)冗談だっつの」

(よかったね。タルロウ)
(そのポンコツっぽい名前はやめなさい)

101222up

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