「ッ…ん…っ、ちょ、っとまってそれやめろって…!」

「嫌ですか?」

「、嫌…とかじゃないけど……集中できない、から」

「………そうですか、残念です」

「……………」

ぽん、と頭を軽く撫でられて、手が離れた。

内心それにホッとしつつも、徐々に硬くなってきているペニスにどうしようかと焦ってくる。

(このままだと汚れるし、脱いでもらった方がいいよな…)

「…あの、…俊」

「はい」

「下げても、いい、?」

「、ああ、どうぞ」

先にズボンからとか段階を踏むのは変に緊張するので、腰を浮かしてもらったタイミングでパンツも一緒に思いきって下げた。

「…っ、…」

う、恥ずい…

流石にこんな近くでちんこみること無い…っ!しかもまだ全然大きくなりそうだし、、

直ぐ終わらすにもテクニックが必要なわけで、これは長期戦になるかもと不安を覚えながら恐る恐るペニスを掴んだ。

とりあえずさっきと同じように上下に扱いてみるけれど、自分のものとは違うので全然分からない。これだけじゃイけないだろうなっていうことだけは分かる。

やっぱ、あれか…?

勇気はいるが、無理そうだったら違う方法を考えるとして、、

いや、でも、

挑戦してしまったらまた何か大切なものを失ってしまうような─


って、…今更一緒か。。




「…っ…、ん──」

「、」


ぱく、と先端の方を咥えてみた。

独特な苦味が少しあるけれど、思ったより平気かも…?


え、でも、これどうする…?


咥えたはいいがやったことがないせいでどうするにも辿々しくなる。


「んっ…、ン、…う」


竿を両手で支えて、ちゅ、と吸いながらこれでいいのか俊に視線を投げたら支えていた手を太腿にもっていかされて、ゆっくり頭を押された。


「、んン…ふ、…っ─!、ん゛」


「ここ、ですね」


喉の奥、軽く嘔吐いてしまうところまで進んで、またゆっくり戻される。


「…ン、っ!、んん゛」


「それ、繰り返して─…」


「ふ、ン、…う、…ッ」


言われた通りに頭を動かして、できる範囲で舌で押したり吸ったりしてみる。


「!──ん…、っン゛」


じゅぽ、ちゅ─ちゅう、


何度かそれを繰り返していくうちにペニスが大きくなって、溢れてきたカウパーで口の中の苦味が増した。

ちょっと分かってきたかも。


「…ッン、…ん゛ふ─う…」


ちゅ、じゅる…─ちゅうう


「んは…、ン─っ…ちゅ……」


一度口から離して、亀頭の部分をまた咥えて吸う。奥まで頑張っても、根本までは入りきらないのでそこは手で扱いたりしてみる。

(あ……また、出てきた)


「ふ、…─んっ、ッ、う」


とぷ、と段々カウパーの量も増えてきてどくどくとペニスが脈打ってくる。

ちゅう、じゅる…ちゅうう…!


はあ、と上から熱の籠った息が聞こえた。


「ン、…き、きもち、いい?」

「──っ、」


ゴツ、!


「ん゛ん!ン──ッ、う゛─ッ…ッ!!〜〜っう゛」


いきなり今まで以上に奥までペニスが入り込んだ。

嘔吐いても押さえられてるせいで戻せずにきゅっきゅっと喉が締まり、苦しさで生理的な涙が溢れてくる。同時にびゅーっと奥に射精されて、それが咽頭に当たってくるのがこそばゆい。


「っ、…─出して、」

直ぐに手のひらが口許に寄せられたが、勢い余って全部飲み込んでしまった。

「は、…ッ…げほっ、けほ─…の、飲んじゃった……」

「…………」

「!、わ……─っ、あっ……ッ!」

地べたから彼の膝上に誘導されて、硬くなっている股間をやんわりと揉みこまれる。

気づいたら俺も一緒になって興奮していて、勃起してしまったのだ。

「……それでこれは?いつから我慢してたんです、」

「っ、あ……わ、わかんな……さっき、?……あっ」


やば、扱きたすぎて擦りつけそう。


「──ベッド、いきましょうか」

「…っ…、ん……いく…」



はやく抜きたい。




mae ato



118/143 / shiori








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