番外編+1 追記で妄想文


    ■持田君の場合その後
    ツナ姉に告白され、「俺には京子が!」振る持田。
    しかし「こいつは俺の事が好きなのか」と、ちょっと優越感です。しかもちょっと気になり始めます。ここぞとばかりに、それをネタに絡みます。酷い男です。でも想像が出来ます。
    しかしツナ姉も酷い女で「お前に振られてせいせいした」だの「持田なんてハゲ続ければ良い」等と毎日のように悪口を言い続けます。その癖、笹川くーんと泣きつきます。お前らいい加減にしろ。そう思いつつも笹川君は変な所素直なので、ちゃんと聞きます。頑張れとか応援しちゃいます。なのでツナ姉は頑張ってしまいます。泥沼。
    しかし持田に聞かれたくないのでやっぱり会話は応接室です。「告白させたのにどうしてこんな事になってるの、ねえ、草壁」草壁君が被害を受けます。そしてなんだかんだで、一番まともなアドバイスをしているのは草壁君だと思います。
    段々とツナ姉の話を聞いている内に「あれ?持田ってツナ姉の事好きなんじゃね?」と相談被害者組が思い始めます。持田はツナ姉が好きになってきていますが、あわよくば京子精神と、なんだかんだでツナ姉が悪口言って来るので交際にまでは至りません。微妙にキープしているような状態が続いています。

    笹川(持田の行動が極限に理解出来ん)←素直
    雲雀「そもそも、彼がいなければ君はこんなに悩まないよね。殺さない?」←どうでもいい
    草壁(持田、何て男らしくない奴なんだ…!)←ドン引き

    何度か持田はプッツンした雲雀に殺され掛けていると思います(ツナ姉の為じゃなく、応接室を静かにしたい(ツナ姉と笹川が来るのは諦めている。二人は何もなければ静か。煩くなるのは大体持田のせい)→持田が消えれば解決という思考のもと)ツナ姉は最初は止めますが、持田に「俺の事好きなら助けろ」と言われて「死ね、持田」に意見が変わります。雲雀はツナ姉のそんな性悪部分は割と気に入っています(注:女だとは認識していない)

    ツナ姉「もう持田以外の人を好きになりたい」←しょっちゅう言ってる
    笹川「お前がそうしたいなら、それもいいかもしれんな」←善意
    草壁「それが良い」←早く解決して欲しい
    笹川「草壁とかはどうだ」←本気で薦めている
    草壁「!?」←空気の読めない笹川にドン引き
    雲雀「それは良いね」←ろくに聞いて無い
    草壁「!?」←えっ委員長何言ってんの?
    ツナ姉「それも良いかも」←やや本気
    草壁「!?」←お願いだから巻き込まないで欲しい

    結果、草壁君が全力でツナ姉を応援し、アドバイスがどんどん的確になっていきます。
    雲雀はツナ姉に冷たくして追い返せば良いのに、ツナ姉がたまにリボーンも連れてくるので強く追い返しません。そして草壁君に被害が行きます。理不尽。
    結果、草壁君のアドバイスがさらに的確になっていきます。

    一方笹川君はツナ姉を慰めたりしていたら女の扱いスキルが半端無くなっています。気がつけば、ツナ姉達を差し置いて花ちゃんと出来あがっていました。

    ツナ姉「笹川君の裏切り者!リア充!馬鹿!」←理不尽
    笹川「り……あ……じゅう……!?」←意味が分らない

    散々付き合ってくれた笹川君の恩をあだでかえします。もう笹川君には相談しない、と勝手に怒ります。相談相手を失ったツナ姉が自暴自棄になっているので、花ちゃんが笹川君の下へ連れて行き

    花「相談に乗ったなら最後まで面倒みてあげてください」
    笹川「分かった!」←そもそも向こうから勝手に消えただけで、笹川は見捨てていない

    相談相手に花ちゃんも参戦します。

    花「ツナ姉さんが好きなのは知ってるけど、持田はちょっと……なんつーか気持ち悪くありません?」
    ツナ姉「だよねー」

    持田の悪口で盛り上がる二人。それを横で見ながら、だから何でお前持田好きなんだよと思う笹川君。

    そんなのが大学まで続いて、くっつく時はあっさりくっつくと思われ。やっと静かになると思いつつ、しょっちゅう喧嘩しやがるので、相談組の受難は続きます。

    ポイントは「ツナ姉に持田を諦めさせれば簡単に解決する」事に誰も気づかない相談トリオです。
    2011/07/06 01:01


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