※本誌ネタバレ 負け犬軍団参上の直後 「善吉君っ!!」 「うわっ!?」 がばあっと勢い良く宗像が飛びかかって来た。それをとっさに受け止め、抱き返してしまった善吉は自分でも予想しなかった行動にぴしりと固まる。ちょっと待て。何故違和感無く抱き返したことよりも大事な事があるはずだ。 「会いたかったよ僕の善吉君」 「いやいや誰のっすか、つか…宗像先輩傷だらけだったんじゃ…」 刀の雨を受けた宗像は死ななかったものの重傷だった筈なのに、ピンピンしている。しかも何故か異様にきらきらした目で善吉を力いっぱい抱きしめているし。 「友達というか大事な善吉君の危機に寝てなんかいられないだろう?」 ふわり、宗像は笑う。 初めて見るその笑顔に善吉は目が離せなくなってしまった。 しっかりしろ自分。 今はめだかちゃん助けることが最優先だ。 なのになんでこんなにこの人が気になるんだろう。 何故この腕を振り払えないのか。 「君は僕にとって一番大事な人間だからね、絶対に護るさ」 ああ、なんで。 目の前のこのひとが気になって仕方がない (とりあえず善吉君から離れないかい宗像君?) (爆破しちまっていいかぁ?特に宗像よぉ!)(44444111123399!) ―――― 雲仙姉の台詞は適当です(爆) (戻る) |