停電少女を知ったきっかけは一輪花なんですよね。たまたま掲示板でみつけて 作品のタイトルいいなぁ、あ、しかも下野さんじゃん と聴いてみたところから始まります。それまで寺島さんにはまったく興味がありませんでしたごめんなさい。ともかく一輪花を聴いて、作品も知らないのに泣きました(結構涙脆い)。作品知らなくても、あぁ互いのことと自分のことを歌っているんだってことだけはわかって、歌詞のせつなさにやられました。"やわらかいひかりとあめにいだかれてさくいちりんか"その時は意味もわからず感動してましたけど今はちゃんと意味がわかって、思い出すだけで心がぽーっとなります。今でも一輪花は大好きで、柩と橘の二人がいとおしいです。とまぁそんなわけで一輪花に触れてどんな作品なんだろうと思ってしばらくした時に青いお店でIMフェアが開催されたのをきっかけに第一楽章と第二楽章を買いました。初めて聴いた時も言葉になりませんでした。灰羽とネムのやりとり、灰羽と橘の喧嘩、橘と柩の関係。第二楽
章まででは明かされていないことが多く、だけど互いが互いを思う心にとても、惹かれました。ただシリアスではなくいたるとこに吹き出す会話があって、それが余計せつなさを誘いました。灰羽とネムのお風呂とか転がるしかなかったです。
そしてその後も聴いていって、スパコミ、夏コミはIMレーベルというよりも停電少女のCDのために行きました。ワンコインCDの威力といったら。あれで500円とか安すぎでしょう。
とまぁ期間をあけながらも確実に停電少女の世界にハマっていきましたね。話が進む度にわかる蛍月夜の歌詞の意味が聞く度に涙を誘いました。そして昨日最終楽章までいって。灰羽とネムは互いに信じて愛して求めていることを改めて感じて。最終楽章のオビに書いてある言葉と蛍火といった灰羽の声に涙腺崩壊でした。というより出だしから崩壊していたのですが。泣く灰羽はほんと、母親を見失った迷子みたいで悲しかったです。だけど光はそこにある、灰羽は進める、というのが、もう。第一楽章と最終楽章のイラストの共通点に気付いた時心が幸せで溢れました。灰羽が進んでもかわらない、それが嬉しかったです。


結局灰羽とネムの感想みたいになってしまいましたけど、今度柩と橘のドラマCDが出るみたいなので二人についてはそのドラマCDが出た時にでもしたいと思います。

停電少女もアユアリのように文庫化してほしいです。そしてゲーム化は楽しみすぎてしかたない。停電少女としての主軸の話は終わってしまったけれどこれからも停電少女の世界が続いていくこと、楽しみにしています。
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