あとがき | ナノ
『デッサン人形』


(*解説?。彼女は昔から顔立ちも良く、スタイルもそれはそれは良いものでした。

そして、彼女はやがて大物アイドル、大物女優になりました。

しかし、マネージャー(男)の詰め込み過ぎのスケジュールに彼女は、疲れました。
彼女は男に色々なことを押しつけられました。「こうであるべきだ。」と。

やがて彼女は自分が出せなくなってしまいました。
彼女は後輩やファンのためにも、完璧な模範であることを続けました。
人々は彼女に憧れを抱きました。彼女を目指そうと何人の人が希望を抱いたことか・・・。
彼女は八方美人にもなりました。
もう限界と焼け付くような腹。
今までの仕事のために身も心も削りました。
彼女の心には傷が増えていくばかりです。

彼女は疲れました。彼女も人間なのですから。
彼女はとうとう勇気を振り絞り、男にもう少し仕事を減らしてくれと、頼みました。しかし男はそれを受け入れてはくれませんでした。
彼女は、もう内ではほとんど感情が麻痺していたのかもしれません。
彼女はなにかに「つかれ(疲れ・憑かれ)」、たようで、何を思ったか建物の屋上へと行きました。
彼女はなにかを呟いてから、空へととびました。
彼女は最後の「生きた証」(新聞など)を見ることなくいってしまいました。)

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