土斉二 | ナノ
柔らかく、しかし男らしく左之は笑む。
礼を言われる程のことではないが・・・。
「俺は他に用事もあるし、じゃあな。」
「ああ。」
左之が去り、前を向き直ると・・・副長の顔があった。
眼前に。
「・・・お、お顔が近いのですが・・・俺の顔になにかついてますか?」
「・・・いや。顔色が良くねえと思ってな・・・早くあったまらなきゃな。」
そう言って再び歩き出す。
「・・・・・・。」
本当に、鋭い人だ。
ここのところ余り眠れていない。
疲れが溜まっているのだ。
しかし、その理由は。

「あんたの所為です、副長。」





土方さんの事が頭に浮かんで離れず眠れないっていう。
風呂に入れようか迷いましたが難しいので断念。
しかし風呂ネタは書くかも。
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