開発薬弐 | ナノ
谷在家達も戻り、ほほま皆は机で各々の仕事をする。
ウチは仕事の報告書を書いていた。
「谷在家署長に出さないと・・・。
谷在家署長、報告書で、うっ・・・・・・!?」
「!どうした!?」
急に身体が重くなる。息苦しい・・・。
「だ、大丈夫かよ!?」
「何があったんですか!?」
「しっかりしてお色気刑事!」
「し、死なないでくださいぃ〜〜〜!」
「・・・頑張れ。」
皆が励まし(?)てくれるものの、苦しさは増す一方だった。
「秋山!山崎呼んでこい!」
「へい!」
谷在家の声も今はどこか遠くに聞こえる。
「身体が・・・熱、ぃ・・・・・・。」
力が抜けて、膝をつく。
胸の辺りを強く掴むが、苦しさは変わらない。
汗が滴り落ちる。
視界がぼやけていく――――――・・・。


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