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第3回BLove小説・漫画コンテスト結果発表!
テーマ「人外ファンタジー」
- ナノ -

MEMO

2015/08/22
この番組企画には毎年色々な批判が世間から上がりますね。障がい者をあんな風に取り上げることについて、「偽善」と一掃されてしまったり賛否両論が飛び交っています。わたしもこれってどうなの?と全く思わないと言ったら嘘になる気がします。でも、やっぱり、24TVって素敵な番組だと思うのです。これは、実は、わたしには仕事柄24TVに関わっている知人友人が多いことに理由が沢山あるんですけど、何よりも一番わたしが重要だと思うのは、「TVの影響力」というもの。これは無論、「良くも悪くも、」というのは付いてしまいますが…。何だか偉そうなことを言ってますけど、24TVの企画の真意に本当に大人の事情だったり汚いものがあるのかはもちろん全く分からないのを大前提に話しますね。

TVの影響力って、本当に、計り知れないのです。「そんなの分かってるよ」って思うかもしれないですけど、敢えて、いやいや、ほんとにほんとに、想像を遥かに超える影響力なんですよってのを、最初に主張しておきます。障がい者の方たちの問題や、今は震災後の問題などもよく取り上げられますが、本当に難しいことばかりですよね。普通に、至って平和に穏やかに暮らしてる人達にとっては近いようで、やはり他人事な世界だと思うのです。本当に本当に、そういった人たちの生活を、わたしたちは知っていますか?「本当」に?「障がい者をああやってフィーチャーすることは寧ろ差別だ」という声をよく聴きます。考え方によっては確かにそうなのかもしれません。だけど、24TVを観ることで、必ず、絶対、影響を受ける人たちもいるのです。こうやって取り上げられることで、不快な想いをする人も確かにいるでしょう。傷ついてしまう人もいるのかもしれません。けれど、それ以上にTVとは、「呼びかける」「心を打つ」という意味での影響力を持っています。24TVを観て、この日本中の至るところで必ず、知り、涙を流し、感動し、勇気を貰い、笑顔をこぼし、自分も頑張ろうと思う人がいる。必ず。例えそれがどんなに少数かもしれなくても。24TVの本当の大事なところって、そこじゃないのかと思うのです。少しでも、ほんの一瞬だとしても、「感じる」人がいる。「きっかけ」になる。それが「全て」だと私は思っています。
もしかしたら大人の事情や、汚いところって、本当にあるかもしれません。現実問題って必ずあります。それこそ視聴率をあげる為、なんていういやらしい部分、見えちゃいます。でも「制作者の想い」って馬鹿に出来ないんです。強く伝えたい気持ちがあるからああいう番組が出来上がるんです。それも一人ではなく、大勢の想いが無ければ出来ないんです。偽善だけで成り立つものならば、こんなにも長く続かないですよね。

もしあんな胡散臭い番組、なんて思っている人がいるなら、無理に観なくてもいいから、頭から決めつけないで否定しないでほしいな、と 本当に何様なんだと思いつつも、今日は長々と書いてみました。

もしここまで読んでくださった人がいましたら、本当にお付き合いありがとうございました。