毎朝恒例の入れ替え戦、鬼十次郎VS桃城武は呆気なく終了した
<<ゲームセット>>
<<ウォンバイ 鬼 6−0>>
「惨めだな。所詮中学生なんて、こんなもんだろ」
「あり…が…とう、ございました。……鬼先輩」
「…貴様、名前は?」
「…ゼエ……っ…ゼエ」
「!(ほう。最後のジャックナイフで、ワシのガットを……。コイツ……)」
「這い上がって来い、桃城武」
『終わったみたいだな』
仕組まれた試合後姿を表したのは、健康(ヘルス)コーチだった
『彼は…結構粘ったようだな』
「イカレても尚、ラケットを握った」
『無茶苦茶な奴だな;。……ベンチへ行けるか?』
「っは、い///」
桃城はベンチへ座り、健康(ヘルス)コーチに手首を手当してもらっていた
すると突然ある人物がコーチに抱きついてきた
「おい!赤也!?」
「切原!」
「にーちゃん!!」
『…赤也、手当してるだろ』
「だって…」
ある人物とは、切原赤也のことだった
健康(ヘルス)コーチの名は切原楓で、切原赤也の兄でもあった
「「赤也(切原)の兄貴が」」
「Uー17の健康(ヘルス)コーチ;」
「「「世間は狭いなぁ」」」
「「新しいデータだ」」
「へぇ。面白そうじゃん」
Uー17健康(ヘルス)コーチな兄
「にーちゃんと又、暫く一緒♪」
『だな(暫く楽しくなるな)』
「へへ///」