今日はランキング戦最終日でレギュラーである大石対海堂戦
とっても見物の試合だね
でも今日は途中で帰るんだ
何故かというと、ね?



「そういえば楓先輩って、好きな人居るんですか?」

『え?』



一年トリオと一緒に試合を見ていると突然そんな質問をされた
自分の世界に浸ってたから突然の事でビックリしたよ
でも、なんでみんな(レギュラー)が反応するんだろう?



「楓先輩??」

『ぁあ、ごめんね。好きな人だっけ』

「俺も気になるッス」

「俺も俺も〜!」

「興味深いデータだ」




越前までとは以外だね
あれ、大石達までこっちを見てる
試合中断してるのに手塚も注意していないし…



「で。いるの?」

「データは居ない確率68%だが…」

『好きな人…というより付き合っている人がいるね』

「付き合っている人……?」

『うん』

「「え、ぇえええ!!!」」

「予想外のデータだっ」

「………………」

「失恋…シュー」

「ははっ」


英二達はビックリしてるし、手塚はなんか…沈んでる?
みんな私が付き合っているって可笑しいのかな?



ブーッ   ブーッ   ブーッ

『はい、もしもし?』

(〜〜〜、〜〜〜?)

『あ、忘れてた。直ぐ行くね』

(〜〜〜〜)

『また後で。…竜崎先生私はこれで』

「今朝話していた用事かい?」

『はい。みんな私帰るね…って聞こえてないみたいだね』

「あんたも罪な女だねぇ」

『??さようなら』




最後みんな変だったなぁ
あんなに沈んでる手塚も初めて見たしね
明日は休みだから月曜日みんなに訳を聞いてみよう



「楓」

『あ、雅治久しぶり』

「久しぶり過ぎて楓を充電したいなり」

『相変わらずだね///』

「プリッ(誰にも渡さんぜよ)」



彼氏は以外なあの人





 
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