2014/01/03 | |
くろちゃんネタ下書き | |
[chapter:1.お前らちょっと聞いてくれ] 1 名無しの天女さん ちょっとタイムスリップして好き勝手やってたら、 聖女にされちゃった件について、お前らに話そうと思う。 反論は認めない。証拠写真だってある。 【時代錯誤な屋敷の写真@】 【時代錯誤な屋敷の写真A】 【時代錯誤な服装の人たちが働いているらしい写真】 【時代錯誤な服装の人たちが】 2 名無しの天女さん 別に唯公共電波で話がしたかっただけだから、 誰の返事も期待していない。 だから、茶番は他所でやって欲しい。 俺は嘘なんてついてねーから。 証拠品ならいくつかある。 アッチの世界からなんか結構もってきちゃったぽいから もしかしたら国宝とかあるのかもな。 【写真・古風で高価そうな装飾品】 3 名無しの天女さん ん?なんだ?このスレ 4 名無しの天女さん なんだ、電波ヤロウか・・・って、は? 5 名無しの天女さん ココはオカ板だぞ?ただの電波は他所に行け って、 は?!何その宝の山! 6 名無しの天女さん 宝の山・・・え?宝の山、なのか? 俺には古風な机とか箱とかにしか見えねー。 7 名無しの天女さん 俺にもわかんねー。 古い形の道具、って事しか。 8 名無しの天女さん 普通に考えれば、 ドラマとかで見るような、って感じ? どうおもう?>>9になった奴 9 名無しの天女さん へー、って、え!?俺!? わ、分かんねーよ!鑑定能力なんてねーし!! 俺は美術品とか骨董とか騙されるタイプだ!! 実際オヤジも騙されてた! 10 名無しの天女さん >>9 ドンマイ、きっと次はいいことあるよ で、 >>4 か >>5 の人、何か分かるの? 11 名無しの5さん あの服装からして、平安時代の初期だ 史料とかに書かれた服装に大分近い だけど写真にあるそれが書いてある史料は 一般公開なんてされてないから知られてるわけないんだよ それに、簡単に公開する情報でもない 道具類の写真は当時中国から輸入された物だろうな 現物がほぼ残っていない、これも絵でしか知られていない高価な調度品だ 硯とかもあるから、上流階級の持ち物で間違えないだろう つまりは、宝の山だ 12 名無しの天女さん 13 名無しの天女さん 14 名無しの天女さん 15 名無しの天女さん へ、へぇ・・・ 16 名無しの天女さん 全くわかんねぇわ・・・ でも、宝物、なのな・・・ 17 名無しの天女さん つーか、むしろ>>5が何者だよ 18 名無しの5さん とある大学の考古学教室の准教授ですけど何か? 19 名無しの天女さん 20 名無しの天女さん 21 名無しの天女さん 22 名無しの天女さん 思ったよりも凄い肩書だった件 23 名無しの5さん それより俺は、>>1がどこでこれを手に入れたのか あるいはどこでこれの情報を知ったのかを知りたい 24 名無しの天女さん あれ?そういえば>>1は? 25 名無しの天女さん いねーの? 26 名無しの天女さん ・・・まさか謎だけ残していなくなってたり、 27 名無しの天女さん え?マジで?このまま俺ら放置されんの? 28 名無しの天女さん っつーかお前らスゲー素直なのな? >>5が共犯の釣りかもしれねーだろ? 29 名無しの天女さん ・・・でもさ、明らかに、写真は本物なんだよな 俺撮影業だけど、加工もされてねーし、セットらしい後もない 30 名無しの天女 ・ ・ カチャカチャと打鍵を続け、安い音を鳴らしつつ、投稿欄とは別の場所で、文章を構築していっていた。少しずつページを更新すれば、俺が提示した証拠品に対して、俺以上に詳しいんじゃないかという返答があった。これは好都合、なんて思いつつ、俺は書き溜めている文章を出すタイミングを見ていた。 だれでもいい。本当に、誰でもいいのだ。 この数日間に、俺の身に実際に起こったこの現象を、冗談だと思っている前提だとしても、聞いてくれるのならば。 しばらく続いた>>5の解説やらなんやら。それから急に始まった、俺の捜索。 43 名無しの天女さん マジでなんだよ! 謎だけ残して消えてんじゃん! 見つけたらつるすぞ! 44 名無しの天女さん ホントにな! でも、マジで、つるさねーから出てきてくれって! 45 名無しの天女さん ・・・本題入ってないのにスレ主がいなくなってるからな マジで見てるなら早く出てきて説明をくれって! 300円あげるから!! 46 名無しの天女さん 300円wwwwwどこの糖尿病患者だよwwww 50 名無しの天女さん ちげーよ!あの人はまだ糖尿じゃねーよ!! 51 名無しの天女さん wwwwwwwwお前ら論点どこ行ってんだwwwww 52 名無しの天女さん wwwwしかもよく見たら>>45って>>5だなwwwww しかし、論点が大きくずれている。いい加減本題に入るべきだと痛感した。というか、お前等だけで50以上消費してるんじゃねーよ。そう思いながら、無理やり話をぶった切る。そして、本題をいきなりぶつけることにした。 63 天女の由さん まぁ、そういうなって。 皆大分興味を持ってくれたようだから書き溜めに行ってたら、 なんなの? こんなに使っちゃって、 銀さんについて語っちゃってるなんて、俺も混ぜろよ! 64 名無しの天女さん お、仲間増えたか!・・・って! 65 名無しの天女さん >>63 お前 >>1か!? 66 天女の由さん ちゃお( `ー´)ノ 67 名無しの天女さん 68 名無しの天女さん 69 名無しの天女さん 70 名無しの天女さん 71 名無しの天女さん え? 72 天女の由さん 全く困っちゃうよな? とりあえず、今から 書き溜めた体験談を小説風に晒すから 大人しく聞いてろ 73 名無しの天女さん >>72 え!?ちょ、待てよ! ・ ・ ・ [newpage] いつも通りの平日を過ごしていた。 学校、部活、帰宅、就寝、起床、登校、朝練、授業、部活、下校、寄り道、帰宅、就寝 ちょっとずつ違うまでも、大まかには軸はぶれない日常。それでも刻一刻と時間が過ぎて行っていることを象徴するように、景色は、風景は、少しずつ変化していっていた。そんなある日だった。 急な眠気。吐き気。倦怠感。動悸。息切れ。眩暈。普段ならありえない症状を一度に体験したかのような、酷い不快感。それに襲われ目を閉じた俺が再び違和感を感じて目を開けた時、既に見覚えのない世界にいた。 目に飛び込んだのは見慣れた天上でも、学校のそれでも、田舎の屋根の板目なんかでもなく、どういう作りなのか、綺麗に塗られた彩色装飾を華美でない程度に盛り込まれた天蓋だった。それも、西洋風のものではない。純和風の、寝所。ときたま見る、平安文化のテレビでも、端っこに映っているかどうかのそれ。そうであったと、後で知った。 「・・・ここ、どこだよ。・・・って」 見慣れない天上。気が付けば、普段とは明らかに感じの違う肌触りの寝具。不審に思って根が入りを打てば、白い布の向う側に、綺麗な緑の景色がうつった。その手前はよく見れば畳。自宅には畳の部屋はなかった。俺は明らかにおかしいと、理解し、身を起こす。起き上がりに勢いをつけた覚えはなかった。のに、ぐらりと視界が揺れる。体は重たい。呼吸がしずらかった。どうしたんだ、いったい。 「・・・起きたか?」 ススス、と、何かを引きずるような音がして、それから、人の声を聴いた。聞き覚えのあって、落ち着く声だ。それは毎日聞く声のようで、不審に思う。それは、男性の声だった。俺には男の兄妹はいない。男の従兄もいない。父親か?だが、父にしては、若い。そこで、はたと、気づく。どうして親戚だと思った?ゆっくりと近づいてきた人物は、恐る恐るといった様子で、白い布に指をかけ、中を覗いてきた。 「っは!申し訳ありません!御目覚めでございましたか!」 |