2013/10/15
無題
A吸血鬼パロ妄想 こっちは腐向けにしようか、どうしようか。
まぁ、普通に腐向けだよな、みたいな

ちょっと進んで、また足を止めて、こっそり後ろを振り返って、影の中に隠れこんだ。木陰の中にいても俺は白くて、なんとなく、自分自身が薄気味悪く感じる。向うの陰には見知った人が歩いていて、俺は思わずそいつに話しかけようと、日の中に躍り出た。

ああ、眩しいな、なんて、思っていて、向うは俺に気づいて、そして、目を見開いて、手を伸ばしてきた。

ガッと典型的な衝突音がして、俺の体が横にそれた。大きく飛んで頭を打った。

「森山ァ!!」

後ろの方から、俺の仲間が呼んでいる。俺が話しかけに行こうとした奴は、俺の傍まで既に来ていて、俺を抱きかかえて、携帯を取り出した。ああ、なんだか視界がかすむな。なんて、思っていた。カラカラと何か車輪のようなものがから回る音を聞いた。どんな確率なのか、俺は公園内で轢かれてしまったらしい。

「おい、森山、しっかりしろ!」

それは誰の声だったか、もう正直、俺は分からない。





目が覚めた時、病院のベッドの上にいた。打ち所が悪く、バッサリ額を切ったらしい。幸いにも傷口が綺麗で、あとは残らないかもしれないらしい。でも、結構深かったらしく、絶対安静を、命じられた。

「・・・森山。」

病室にはいつも部活の仲間や、部活を通して知り合った奴らが、いた。そして、最近は、コイツも良くいる。

「何だ?宮地。」

宮地は苦虫を噛み潰したような表情で俺を見ていて、そして、そのまま、黙り込む。これがここ数日の日課だ。宮地が住んでいるのは如何に神奈川寄りでも東京で、隣の県の病院まで毎日通うのだって、お金もかかるし、部活だってあるだろうに、どうしてこうもやってくるのか、それは教えてくれない。でも、罪悪感を感じているらしいとは、思った。今日も、黙り込んだままだろう、そう思っていた。でも、今日は違った。

「その傷、後、残したいか?」
「は?残したくないにきまってんだろ。」
「だよな。・・・癪だが、俺のせいでもあるだろう?それ、だから、俺がその傷消してやるよ。」
「・・・・・・は?」

俺はたっぷり時間をかけて、そう返事をした。宮地は意を決したように何やらトマトジュースのペットボトルを取り出した。

「それを飲んだら、お前の傷はすぐに治る。でも、副作用が出る。」
「・・・は?」
「お前は、俺のものになる。俺としては、大変不服だけどな。」
「・・・宮地?」
「俺がそんな風にするのって、滅多にねーんだ。お前で、二人目だよ。」

宮地は踏み込んだことを説明する気など初めから無いようだった。それが、当然だから、というように、いう。

「お前が飲む気がないのに、それを打ち明けるわけにはいかない。」
「・・・おい、どういうことだよ。」
「大丈夫だ、それを飲んだら、ちょっと体質が変わる程度だ。第一、福井だって元気なままだ。」
「福井・・・?」
「ああ、陽泉の福井健介。アイツも、それを飲んだことがある。」
「で、副作用、って奴は・・・?」

宮地は一瞬黙り込んだ。そして、これは、いっとくべきか、と息を吐いた。宮地はゆっくりと俺を見て、そして、口を開いた。

「多くて、月に一回。少なくて半年に一回。俺に会えばいい。」
「・・・は?」
「そうすれば、副作用は出ない。」
「・・・はぁ?」
「とにかく、詳しいことは、お前が飲むと言わないと、言えない。だから、選べ。」

俺は違和感を覚えた。そういえば、今日は、一回も、宮地が暴言を吐いていない。明日は大雨か?宮地は怪訝そうな表情になって、今、失礼なこと考えてただろう。と俺に言った。大正解。なんて、いうわけにもいかないから見つめていたら。はぁ。と盛大にため息をつかれた。





手の中のトマトジュース。俺は、飲むのか?と再び聞かれる前に、一気に飲み干した。するとそれは宮地にも予想外だったらしく、手を伸ばしてきた。ああ、なんか、デジャヴ。そういえば、俺がけがする原因になったときも、宮地がこうやって、手を伸ばしていたな。って。俺は、そのまま意識を手放した。次、起きてみれば、日付の変わった、翌日の起床時間だった。そして、暫くして、面会時間が始まってすぐ、アイツはまた、俺の元を訪れた。

「森山、朝早くに悪いな。」
「・・・宮地・・・?」

あまりにも早い時間にやってきたことへの驚きと、お前、部活は?とか、今日って休日だったか?とか、そんなことへ流れる思考とか。そんなものをひっくるめて、俺の口はぽっかりと空いていた。

「俺、吸血鬼なんだよ。」
「・・・は?」
「お前は昨日、俺の血が混じったトマトジュースを飲み干した。だから、お前は、わずかにだが、人間から外れた。」

ようこそ。こっち側へ。
宮地は不服そうにそういった。












うちの吸血鬼
・普通に飯食う。でも、あまり満ち足りない。ニンニク余裕で食える←
・混血以下は、純血の血を吸えば半年は吸血要らなかったりする。純血同士なら一か月くらいは平気。
・十字架余裕で身に着ける。
・日光ちょい苦手→そのため普通より色白で日光見て慣れるまでくしゃみがでる、時々慣れてもでる
・金属アレルギー
・上記は純血種に多い。混血以下はボチボチ

・純血/混血/変異/眷属/民

・純血:@吸血鬼同士の子。最強。ちまちま欠点あるけど、最強。A先祖返り。変異ではなく、生まれたときから一人で吸血鬼。
・混血:吸血鬼と人の子、先祖帰り系の変異もここに位置付けられる場合がある
・眷属:@なんらかの理由で純血から血を与えられたもの。A純血、混血に従うもの。
・変異:ウイルスや遺伝子の損傷で吸血鬼化したもの(両親は人・稀に先祖帰り)誰かの眷属になる場合が多い
・先祖返り系変異:生まれた時に異常はなく、後発的に、先祖返りの覚醒をする
・民 :一言で言ってエサ


・分け与えられる血の量によっては、眷属とならない場合がある。
・分け与えられたものの体質によっては、与えると同時に吸い出す必要があるものもいる。



・言い分
俺たちの存在を否定する人間の思い込みになんで縛れねーといけねーんだ
この時代、吸血鬼なんて本気で信じてるヤツがどれ程居ると思う?
今信じてる奴等は一握り、そいつらが、迷信をそのまま信じてると誰が決めた?


吸血鬼宮地
民:森山 高尾
眷属:福井 伊月 笠松
福井:変異→事故で混ざった
   拒絶反応を押さえるために宮地の眷属になる。余分を吸ってもらい不足を分けてもらっている

笠松:混血→面白そうだから宮地の眷属になった。普段食事は森山


森山:事故でけがをして、それの治療に血を与えられる。
   体質の問題で、定期的に血を与えられると同時に、吸わせる必要があった。




黄瀬:祓魔師的なにか←




↓こんなのもいる↓
吸血鬼虹村
・灰崎が旨すぎてもうどうでもいいけど灰崎死んだら困るから時々宮地に血をもらう。黒子の血も嫌いじゃない。
民:灰崎 時々黒子
眷属:赤司
事故で瀕死:血を分けられた。あまりにも大量にもらったため、軽く混血レベル。元々先祖帰り型変異の覚醒前だったため階級不明
虹村の血をもらいすぎたせいで虹村の血しか受け付けなかったが、最近美味しいの見つけた
民:虹村の血と時々黛
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うちの吸血鬼
・普通に飯食う。でも、あまり満ち足りない。ニンニク余裕で食える←
・混血以下は、純血の血を吸えば半年は吸血要らなかったりする。純血同士なら一か月くらいは平気。
・十字架余裕で身に着ける。
・日光ちょい苦手→そのため普通より色白で日光見て慣れるまでくしゃみがでる、時々慣れてもでる
・金属アレルギー
・上記は純血種に多い。混血以下はボチボチ

・純血/混血/変異/眷属/民

・純血:@吸血鬼同士の子。最強。ちまちま欠点あるけど、最強。A先祖返り。変異ではなく、生まれたときから一人で吸血鬼。
・混血:吸血鬼と人の子、先祖帰り系の変異もここに位置付けられる場合がある
・眷属:@なんらかの理由で純血から血を与えられたもの。A純血、混血に従うもの。
・変異:ウイルスや遺伝子の損傷で吸血鬼化したもの(両親は人・稀に先祖帰り)誰かの眷属になる場合が多い
・先祖返り系変異:生まれた時に異常はなく、後発的に、先祖返りの覚醒をする
・民 :一言で言ってエサ

・言い分
俺たちの存在を否定する人間の思い込みになんで縛れねーといけねーんだ
この時代、吸血鬼なんて本気で信じてるヤツがどれ程居ると思う?
今信じてる奴等は一握り、そいつらが、迷信をそのまま信じてると誰が決めた?


吸血鬼宮地
民:森山 高尾
眷属:福井 伊月 笠松
福井:変異→事故で混ざった/拒絶反応を押さえるために宮地の眷属になる/余分を吸ってもらい不足を分けてもらっている
笠松:混血→面白そうだから宮地の眷属になった。普段食事は森山

吸血鬼虹村
・灰崎が旨すぎてもうどうでもいいけど灰崎死んだら困るから時々宮地に血をもらう。黒子の血も嫌いじゃない。
民:灰崎 時々黒子
眷属:赤司
事故で瀕死:血を分けられた。あまりにも大量にもらったため、軽く混血レベル。元々先祖帰り型変異の覚醒前だったため階級不明
虹村の血をもらいすぎたせいで虹村の血しか受け付けなかったが、最近美味しいの見つけた
民:虹村の血と時々黛


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