乙女は街へ買い物に | ナノ
あら?見慣れたあの人は…


「ビビちゃんだ。」
「あら、なまえちゃん。」

  水色のポニーテールは今日もご機嫌。お気に入りの超カルガモマスコットが鞄の隅っこでくるくると踊っていた。手に持っているのはシックなラッピングの小箱がよっつ、それと初心者用の手作りキットがひとつ。

「パパとお世話になってる、みんなに。」
「イガラムさんと…」
「ペルとチャカにも。」

  『手作りキットの君』の名前には随分とはにかんで呟いていた彼女になまえも微笑んでしまう。心はほっこりあたたまって、私もとびきり美味しいのを!と決意新たに歩き出すのであった。

「また明日ね。」
「うん、また。」

さてと、私も気合を入れて!


選択肢

参考に既製品も見てみようっと。

手作りコーナーに行こう!

ラッピングコーナーが気になるかも…
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